つつが虫病で死亡、行政の責任
新聞報道によれば、船橋市方面に住む
方がつつが虫病でお亡くなりになられた
そうです
この方は、12月に県南部地域で過ごし、
その後発熱した
原因不明のまま適切な治療を受ける事な
く年末に死亡された
死亡後に血液検査の結果からつつが虫病
が原因であった事が判明したそうです
これまでの安房地域に於ける医師団の
つつが虫病対策への努力の蓄積を見る時、今回の発症治療に対し、その治療経験と
安房保健所を主体に備蓄されていた筈の
新規発症患者に対する対応が何ら生かさ
れなかった事は余りにむなしい
更には、
安房在来の住人であれば、つつが虫に
ついての知識は有しているところである
が、今回亡くなられた方のように
つつが虫病の基礎知識を持ち合わせずに
いる人がつつが虫が生息する安房に来て
日曜農民をする
この様な方々の誘致に積極姿勢を示して
最大のリスクであるつつが虫病について
どれだけ周知の努力をしてきたであろう
か
その努力の不足が、いや、努力をして
いなかった結果が今回の死亡事故を惹起
してしまったと言わざるを得ない
ましてや、
安房保健所における、報道機関に行った
発表によれば、この亡くなった方が
つつが虫に刺されたであろう場所は特定
されているにも関わらず、
「千葉県南部地域」とあえて特定出来な
い表現をしている
理由は、特定する事に依る
「風評被害」を防ぐ為と発表責任者は
広言して憚らない
特定し周知する事により同一場所での2
人目、3人目の罹患防止が出来るはず
なのにこの利益を放棄しては防疫責任者
としての不適切な判断である
更には、昨秋、安房地域に於けるつつが
虫病は過去に例を見ない頻度で発生して
いた
9月に1件
10月1件
11月5件
12月30件
という異常に気付いていたにも関わらず
これを記録したに止め管内の住民に発生
の事実を周知し
かつ、防止策の徹底を謀る努力怠って
いた
拡大指摘するならこの
安房保健所の怠慢極まりない防疫姿勢を
して船橋市の方を死に至らしめたと言わ
ざるを得ない
千葉県の保健衛生に携わる者の猛省を
求めます
かくなる上は、
安房郡市、町の保健衛生担当部局が
早急に立ち上がり
住民に対する異常発生の周知と、防疫方
法の徹底した指揮を期待します
以後適宜修正更新をします